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家賃だけ見て契約すると危険? テナントで“必ず発生する固定費”をわかりやすく解説

家賃だけ見て契約すると危険?
テナントで“必ず発生する固定費”をわかりやすく解説
テナント探しをしていると、真っ先に目がいくのが「家賃」。
しかし、実際にお店や事務所を運営していくと、
家賃以外にも必ずかかる固定費がたくさんあります。
契約後に「思ったより出費が多い…」と後悔しないためにも、
今回は 初めての開業者が見落としやすい固定費 を整理して解説します。
■ 1. 共益費・管理費 —— 実質“家賃の一部”
ほとんどのテナントで請求されるのが 共益費(管理費)。
マンションの管理費とは少し違い、商業物件では以下の用途が一般的です。
共用部の電気代
清掃費
ゴミ集積場の維持
トイレ・廊下の管理
雑費(消耗品など)
● 注意ポイント
家賃のわりに共益費が高い物件もあるため、
家賃+共益費=実質の負担額 として見るのが鉄則です。
■ 2. 水道光熱費 —— 業種で大きく変わる
飲食店・美容院は水道光熱費が非常に高くなりやすい業態です。
● 飲食店の平均
電気:3〜8万円
ガス:3〜7万円
水道:1〜3万円
● 美容院の平均
電気:2〜5万円
水道:1〜2万円
営業日数や設備によって変動するため、
物件ごとの設備容量と料金体系を必ず確認しましょう。
■ 3. ゴミ処理費 —— 商業物件ならほぼ必須
事業ゴミは“家庭ゴミ”として出せません。
テナントビルでは多くの場合、
施設指定のゴミ業者を使う
月額固定費がかかる(5,000円〜1万円程度)
飲食店は追加で処理費用が増える
というケースが多いです。
契約前に
「ゴミ処理はどういう仕組みですか?」
と必ず確認しましょう。
■ 4. インターネット・電話回線
事務所でも店舗でも、ネットは必須。
開業時には以下の費用がかかります。
開通工事費
月額利用料
固定電話の基本料金
ネットの速度が遅いエリアもあるため、
特にオンライン予約やPOSを使う業種は要注意です。
■ 5. 看板費・掲示料 —— 意外と高い固定費
テナントによっては
「看板利用料」「掲示料」 が別途発生します。
入口の袖看板
共有看板への掲載
電照看板の電気代
これらは月額数千円〜1万円以上かかることもあり、
ビルによってルールが大きく異なります。
■ 6. 商店街費・協力金
立地によっては、商店街に加盟する必要があり、
月額の会費
イベント協力金
清掃費
などが発生します。
商店街が強いエリアでは避けられない費用です。
■ 7. 保険・保証会社費
テナント契約では、
火災保険
賃貸保証会社
の加入がほぼ必須です。
保証会社の初回費用は
家賃+共益費の80〜120% が一般的。
更新料も必要な場合があります。
■ 8. まとめ:家賃は“全体の一部”でしかない
テナント運営に必要な費用は、家賃だけではありません。
実際には、
共益費
水道光熱費
ゴミ処理費
看板費
商店街費
保証料
通信費
などが毎月発生し、
総固定費=家賃の1.3〜1.6倍 になることも珍しくありません。
契約前に固定費を正確に知ることで、
資金計画のズレを防ぎ、安定したスタートができます。





















